2011年3月11日

 今日であの忌々しい出来事からちょうど6年の歳月が過ぎました。
あの日のことは今もはっきりと覚えているし、恐らく今後も忘れることはないでしょう。
数多くの純粋な笑顔が失われ、私は時計の針を半ば強引に押し進めました。
阪神淡路大震災を経験していない者にとっては実にショッキングな出来事でした。

人間がこの世に生を受けた事実は何者にも代えられない慈愛に満ちた喜びです。
地球に人類が誕生して800万年にも及ぶ歴史の中で、寿命80年と言われる中で、
偶然同じ時代を生きた人々は互いに強い影響を与え合い、及ぼし及ぼされ、
予測不可能ないま(現代)を生きています。
あなたと私が同じ時代を生きることのかけがえのなさは何者にも代えがたいです。

今日で事務所を東京に移してからちょうど2年が経過します。
3月11日に地元から東京に居を移したのは、自分の中では大きな意味合いがありました。
それは出来事を永遠に風化させないためでもあり、
あの心底苦しい体験から這い上がることの意味合いを込めての自分なりの決意表明でした。

あの日あの時、生を全うすることを強引に刈り取られ、
家族を見守る権利をも奪われた本当は生きていたかった人たちのために、
自分は今日も明日も明後日も自分が出来得る限りの最高の仕事をし、
誰かのためになることを固く誓いながら、不確かな今日を生きています。

経営者としてはこの2年間で心労により実に14kgも痩せてしまいました。
でもほとんど帰るだけの中目黒の物件を更新し、早くも来年度を見据えています。
反面地元に残り、頑張り続ける仲間たちにも来年度は建設的な報告が出来るかもしれません。
日々生きることに精一杯で、何かを振り返る余裕などまったくない私ですが、
あれから6年、一時も休むことなくフルスロットルで今期も走り続ける所存です。

フィルマークスでの日々、何百もの拍手に支えられている自分ですが、
一番嬉しいのはこのこぢんまりしたブログに拍手やコメントを頂くことです。
昨日今日好きになった人と、昔からずっと支えてくれている人ではまったく意味合いが違います。
やっぱり何年間も支えて下さっている人の方が自分にとっては何よりも励みになります。
アイドルを熱心に応援していた頃のような膨大なテキストはもはや体力的に書けませんが、
いつも支えて下さっている皆様にはあらためて感謝・御礼申し上げます。ありがとうございます。

被災し、亡くなった方々へあらためてご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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